2014年度 卒業研究発表会

2年生最大の行事である、卒業研究発表会の日がやってまいりました。
この発表会は情報処理本科2年生が約1年間、毎日のように時間を取り研究・開発を行った内容を発表する場です。
各班、自分たちで考え、研究した成果を世間にお披露目する機会になります。

今年度は4班に分かれ、テーマはそれぞれ
「OpenCVによる特定物体認識」
「Kinectを利用した学習支援の提案」
「SERVER-CLIENT型の補聴器システムの構築」
「プロジェクションマッピングへの挑戦」
となりました。
見るからに難しそうです。

「OpenCVによる特定物体認識」では、タブレットのカメラで鍵を写すと鍵を認識し、登録された鍵であればそれがドコの鍵なのか鍵名を表示させるというものでした。鍵の角や色などの特徴を捉えて比較・判定を行う研究です。

鍵の特徴点を捉えて、登録した鍵の画像と比較しています。一致した点が線で結ばれます

鍵の特徴点を捉えて、登録した鍵の画像と比較しています。一致した点が線で結ばれます

「Kinectを利用した学習支援の提案」では、モーションキャプチャーを利用し、体を動かして問題を解いていくアプリケーションを開発しました。特定のポーズを認識でき、ポーズごとに動作を割り振ることもできます。

Kinectで体の関節を認識し、関節の位置でポーズ判定を行っています

Kinectで体の関節を認識し、関節の位置でポーズ判定を行っています

「SERVER-CLIENT型の補聴器システムの構築」では、スマートフォンなどを補聴器の代わりにするシステムを作りました。従来の補聴器は個人ごとに調整が必要になりますが、その調整データをサーバに保管することで機械を選ばず、使用することができます。スマートフォンのマイクで相手の声を拾い、調整データに基づいて音声を変換します。変換された音声はイヤホンから流れるようになっています。

音声の解析・変換やVPNを利用してサーバとのデータ転送など技術が詰まった研究です

音声の解析・変換やVPNを利用してサーバとのデータ転送など技術が詰まった研究です

「プロジェクションマッピングへの挑戦」では、今流行りのプロジェクションマッピングを手探り状態から開始し、イベントに参加できるまで勉強・研究を行いました。また作成しただけではなく、保護者や系列校にアンケートをお願いし、現在のプロジェクションマッピングの認知度や今後の展望などの調査を行いました。

投影する壁面の模様に沿って映像を作成します。歪みや大きさを調整するのが大変です

投影する壁面の模様に沿って映像を作成します。歪みや大きさを調整するのが大変です

今回も外部企業や大学、高校の先生方にお越しいただきました。特に発表後に感想や意見などを頂戴することが出来たことが大きいところでした。外部の企業や先生などから褒められることは少ないので、大きな自信を持つことができたと思います。
来年度も生徒一人ひとりの個性を生かした研究・開発を期待したいと思います。